飯田線で運用中のJR東海213系5000番台が来月初旬で定期運用終了との報を受け、本日乗ってきました。ここ数年で撮影には何度か訪れていますが、実は乗車するのは初めてだったりします。記憶にないだけでもしかすると関西本線に初めて投入されたときに乗っているかも知れません。ちょうど名古屋に転勤した頃なので。。
さて、乗るのはいいけれど、213系がどの運用に入るのかさっぱり情報がつかめません。既に313系と共通運用になっていると聞けば、もう、当たれば御の字ぐらいの気持ちで行くしかありません。とりあえず、Xのポストで最近の情報を探した結果、次の列車に入る可能性が高いことが分かりました。
・202M(辰野6:16発天竜峡行)
・204M(岡谷6:37発天竜峡行)
・206M(上諏訪6:54発伊那福岡行)
204Mは駒ヶ根始発の快速2201Mの折り返しで、辰野には一度6:00に顔を出すので、この時点で213系かどうか分かります。もし213系だったらそのまま岡谷まで乗ってしまっても構いません。
また、206Mは、前日の豊橋始発の539Mが上諏訪駅で停泊して折り返すらしいのですが、すでに昨日のXで213系が投入されていることが判明していました。この列車の辰野発時刻は7:15です。
ということで、もし202M、204Mが空振りでも206Mが救済(笑)してくれるというプランが浮かび上がったことから、辰野駅で6時前から張り込んで様子をみることにしました。
土曜の夕食後早々に就寝し午前1時に起床。1時半に車で家を出て中央道に乗り、釈迦堂と諏訪で休憩と時間調整をしながら5時15分に辰野駅前に到着。あらかじめチェックしておいた駅近くのコインパーキング(1回300円)に車を入れます。
さっそくホームのようすを探りに行くも、停まっていたのは辰野支線用と思しきE127系100番台の2連1本のみ。辰野始発の202Mが0番線に停泊しているものと勝手に想像していたら当てが外れました。

まあ、回送で来るにしても10分15分前には着くだろうと思い、色々ネット検索してみたところ、とある方のブログで「直前に来て準備が整い次第発車していった・・・」と書かれているのを見つけたので202Mの事前チェックはできないものと覚悟しました。
6時が近づき、「やうやう白くなりゆく山ぎは」。

どう転んでもいいように、とりあえず200円のきっぷ(岡谷駅までの運賃)を買ってホームに出ます。改札の上には立派な駅名票と駅の概要説明が。

アナウンスがあって6:00定刻に2201M岡谷行快速がヘッドライトを煌々と輝かせて入線してきました。嬉しいことに213系、大当たりです。父親に連れられてきていた小学生君もスマホでしっかり撮影。早起きは大変だったろうに、撮れてよかったね!

これで今日のプランは決まりました。これに乗って岡谷まで行き、折り返し204Mで飯田まで行くことにします。しかし希少な快速幕いいですねぇ。最初は岡谷でこれを迎え撃つプランも考えたのですが、駅に着く前に幕回しされてしまったらイヤだなぁ、、ということから辰野ベースにしたのですが正解でした。

車両はH8編成でした。迷うことなくクモハ213に乗車。早朝ということで乗客もまばら。数人、カメラを持った同業者らしき人もいるようですが、思ったより「日常」していました。初乗車なのですが、うん、音は211系ですなぁ。。(アタリマエ)

車番と号車札の枠は外されていました。一瞬、盗難かと思ったのですが、廃車部品コーナーの「人気商品」ゆえ、盗難に遭わないようにあらかじめ取り外したのでしょう。

10分ほどで岡谷駅に到着。隣には高尾行の211系が停車中。こちらも余命が見えてきたようで、一気に世代交代が進みそうです。ところで213系は引退記念のヘッドマーク(ステッカー?)を掲示したと聞いて期待していたのですが、このH8編成にはついてませんね。。全車ではないのでしょうか??

さて、折り返し時間があまりないので、撮影もそこそこに一旦改札を出てきっぷを買い直しホームへ戻ります。天竜峡行ですが、帰りが遅くなると高速の渋滞が心配なので、とりあえず飯田まで行って折り返すことにしました。

204M天竜峡行は定刻6:37に岡谷駅を発車。以下、飯田線に乗ったことがある方は分かると思いますが、駅をひとつひとつ丁寧に停まり、川があれば上流に迂回しながら橋を渡って飯田駅まで約3時間、根競べの旅が始まります。なので話は一気に飛んで伊那本郷で初めて213系と交換したお話。H5編成のようですがこちらもヘッドマークなし。

そしてこちらが定番お立ち台、伊那本郷~七久保間の「荒田のカーブ」を前面展望で見たところです。左下に同業者さんの隊列が見えますね(笑)。迫力ある雪山風景は、まさに撮ってよし、乗ってよしの路線であることが分かります。

動画でもどうぞ。いつもながらの無編集の素っ気ないものですが迫力が伝わると思います。途中2回、シャッター音が鳴って画面が止まりますがキニシナイでください。笑
上片桐駅でもう一回213系と交換。H13編成で記念ヘッドマークがついていました。後で出て来ますがこの次の辰野方面行下り列車も213系ですし、乗車中のこの列車も当然そうなので、午前中の光線の良い時間帯にお立ち台周辺で213系が集中するように運用を決めているように思えてなりません。(オタ的勝手解釈w)

213系の心臓部ともいうべき転換クロスシート。国鉄離れしたこのデザインが213系の魅力・・・というと言いすぎでしょうか。

さて、列車は定時で飯田駅に到着。

そして、交換相手の219M上諏訪行(右)はまさかの213系。効率よすぎます。せっかく来たので飯田で1時間半ぐらい時間潰して戻る案も考えたのですが、この時間(10時前)から開いている飲食店もほとんどなくどうしようかと考えていた矢先の213系ですから、これに乗らない手はありません!

6~7分しかありませんが急いで外へ出て切符を買い直し、無事、9:43発上諏訪行に乗ることができました。行きは中央アルプスを眺めたので、帰りは伊那谷越しに見える南アルプスも愛でます。ひときわ尖っているこの山はなんでしょう?

こちらは中央アルプス。今年は雪が少なめでしょうか?しかし長いこと北アルプス+大糸線フリークを自負してきた身ですが、改めて思うことは、「旧国の時代に飯田線にもっと通っておくべきだった。」(毎度の反省)

ということで辰野に戻ってきました。いやぁ・・・お尻痛い・・・笑。ではなくて、天気も良く往復とも213系に乗れて充実した1日となりました。実は「今さら行ってもねぇ・・・」と臆病虫が騒いだことも事実なのですが、意を決して出かけて良かったと思います。

車を止めていた駐車場が線路脇なので、うまくするともう1、2枚撮れるかと思って足早に歩いていたところ、非情にも列車はスルスルと音もなく発車していき、こんな写真しか撮れませんでした。もう逢いに行くことはないと思うのであっけない幕切れでしたが、模型ではしっかり手元に残すので寂しくない!寂しくないんだゾ・・・( ノД`)シクシク
